どうやって「がん」にきづいたのか①
どうやって「がん」に気づいたのか②
の続きです。
良性腫瘍だが手術を勧められ、、、でも麻痺が残る可能性がある。
2週間ほど悩んだのですが、いずれガン化する可能性があるとの事でしたので、やっぱり年老いて自分の孫は拝みたいので、そのためには演奏の趣味は捨てる覚悟で手術に挑むことを決めました。
すぐに手術をしたいと電話で伝え、再度診察を受けることとなりました。
コロナが流行しはじめたばかりで、病院も空き気味で、診察も手術の予約もすんなりと取れました。
仕事との兼ね合いもあり、数か月後の2020年5月に予約をとりました。
この時「手術ってこんなにすぐ決めてできるんだなぁ」と思いました。
この後、2~5月の間に腫瘍はどんどん大きくなっていきました。
先生からは良性腫瘍だからそんなに大きくならないと聞いていましたが、思ったよりは大きくなるので少し心配していました。
5mmから1cmちょっとになった程度です。
触った感じは表面に脂肪の膜があるので、もう少し大きいです。
5月に入った頃に病院から手術の予定をずらしてほしいと連絡がありました。
良性腫瘍だから心配ないと言われ、1~2週間ほど後になり、6月上旬の手術となりました。
ですが、5月に入る頃には違う症状がではじめました。
① すごく痛いわけではないんだけど、あまり触れたくないような違和感(異物感)
腫瘍に気づいたころは普通に触っていたし、痛くもなかったが途中から違和感があり、あまり触れなくなった
② 腫瘍側の唾液腺から変な味の唾液が出るようになった
常にではなくたまにだけジワーっと出ました。本当に変な味で飲み込まずに吐き出していました。
そんなこともあり、実はガンなんじゃないかとずっと疑っていました。
ですが、先生達もスペシャリストです。信じるしかないですもんね。
私自身、メンタルの病気がちなのもあったので、考えすぎだと思うようにしました。
ですが、残念ながら術後、悪性腫瘍と診断されました。
あとから、耳下腺がんはとても組織型が多く、術前検査では良性と悪性の診断が難しいと聞きました。
だから先生もリスクを考えて、良性腫瘍とはいいつつ手術を勧めてきたのかなと思いました。
どうやって、がんにきづいたか。
最後にまとめです。
初期 耳下腺のしこり
数か月後 しこりの違和感(軽い痛みのようなもの)
耳下腺がん側の唾液の味の変化